資料用に萌え4コマ誌を買い込み、あらためて「萌え4コマ」とはなんだろうかを熟考した結果、ひとつの仮説を導きだしました。
「全くひとかけらも脳を使わず読むもの」
省きすぎてよくわからない人物関係、過剰にエキセントリックすぎて全く感情移入できないキャラ。
知識も深読みも必要とする余地が無い、ただのダジャレやズッコケ・とほほ系のオチ。
作者の主張や思想がコマの間からすらカケラも出てこない、完成された完全な娯楽だけの世界。
ネタのよしあし以前に、この条件さえクリアすれば典型的などーでもいいかんじの萌え4コマができる、そう考えたわけです。そして結果それなりの萌え4コマになったような気がします。
…と思ったのですが、一番重要なポイントを忘れていたことに今更気づきました。
どの方向にも媚びていないキャラクターは誰から見てもやはりまったく萌えないということです。
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